まず2億6000万人民元(40億円)の不良資産を親会社の上海物資集団に売却し、その見返りとして業績が安定している上海燃料総公司浦東公司が上海物資貿易にアセットインジェクションされることになったのです。
この燃料会社は石油製品や営業ネットワークでは上海市場総合供給量の70%を占め純利益率も高い会社です。
2000年末にアセットインジェクションは完了し、業務内容は一変しました。
2001年上期の売上げがプラス160%、純利益がプラス7.734%の伸び率です。
ここでの私の対応ですが、2001年の半ばにこの株を少しだけ売却しました。
購入株数は3万株でしたが、1割無償を3回受け取り、株数は3万9930株に増えていました。
ここでは3930株分のみ売却したのです。
売却金額は60万円でした。
収支決算を見ると、50万円で上海物資貿易の株を3万株買い、3930株売り、60万円受け取りました。
ここで10万円の利益が出ています。
あとは購入分の3万株と無償株の6000株の合計3万6000株が手元に残りました。
残った3万6000株分の対応は、この会社の今後の業績を見ながら決定していけばいいのです。
ちなみにこの企業の3万6000株分の評価額は2002年1月8日当時で450万円でした。
この金額分はすべて利益というわけです。
自分なりの企業分析ノート私はこの8年間、大仰にいえば中国株と戦ってきました。
その戦いを勝ち抜くことができたいちばんの要因は中国の高度成長という時代背景でしょうが、もちろん高度成長期だからといっても、誰もが無条件で儲かるわけではありません。
損する人だっています。
自分の情報収集力、投資方法、企業分析力なども、1億円突破に際してはそれなりに寄与しているという自負もあります。
日頃、私は自分なりの企業分析にはとくに力を入れています。
収益、利益率などの流れを継続的に見ていくと、かなりの確率でその企業のこれからが見えてくるからです。
それぞれの投資法によって企業への見方や評価は変わってくるので、どこまで役立つかはさだかではありませんが、少なくとも私はこの企業分析を、自分が中国株を買うとき、売るときの指針としてきました。
ありていにいえば部外秘の資料です。
それを次頁より、中国株の中心となる、中国本土の上海B株、深川B株、そして香港上場のH株、P株、レッドチップ、その他香港株の企業を掲載しました。
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